オーディオブック「十二国記 魔性の子」感想。声優は誰?聴きやすい?
小野不由美さん著の「十二国記」が最近オーディオブックで聞けるようになってとても嬉しいです。
ずっと読みたいと思っていたのに子育て中で一人で本屋に行く暇も、本を開く時間もなかなか取れずに過ごしていました。
でも最近、読みたい本は家事中や買い物中などの隙間時間に聞くと良いことがわかり、「本を聞くこと」が生活の一部となっています。
そして、「十二国記」にもどハマり!!

今回十二国記シリーズの序章「魔性の子」をaudiobook.jpで聞いたのでその感想です!
結論:「魔性の子」は演出と朗読の演じ分けが秀逸で、とても聴きやすいです。
全く内容を知らず、初めて聞いてもしっかり内容が頭に入ってきました。
場面転換の多い物語とも相性が良く、はじめてのオーディオブックにもおすすめ!
『十二国記』は、小野不由美による異世界ファンタジー小説シリーズです。「十二国」と呼ばれる異世界を舞台に、神獣「麒麟」に選ばれた王たちが国を治め、それぞれが人間ドラマを繰り広げます。

私たちの住む世界とは理の違う世界の話で、ワクワクドキドキとても面白いです。
audiobook.jpは無料お試し期間があります。
「十二国記」シリーズは「聴き放題プラン」で聞くことができます!
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オーディオブック配信サービス – audiobook.jpオーディオブックでの「魔性の子」聴きやすさは?

「魔性の子」はオーディオブックで聞いても、とても聴きやすいです!
audiobook.jpのアプリは使いやすくて聴きやすい

オーディオブックはアプリで聞きますが、アプリの操作性もスムーズです。
直感的に操作ができるので、初めてでもストレスなく再生したり、一時停止したりできました。
寝る時に聴くのにタイマーなども簡単に設定できます。
- 速度を変える
- トラックを選ぶ
- 付箋を利用する
- Siriを利用できるようにする
- 10秒戻す、10秒進む(秒数変更可)
- タイマーをする(5分、10分・・・様々選べます)
- ドライブモードにする(簡易操作のみ、できるようになります)
場面転換で効果音が入っていて聴きやすい
「魔性の子」は場面転換が多いのですが、たとえば学校シーンの冒頭で「チャイム」が鳴るなど、効果音の演出が効いていて切り替わりが直感的に分かります。

演出がオーディオブックならではで面白いと思いました!
1.2倍速で聞いても聴きやすい
私は1.2倍速で通し聴きしました。
朗読の方の話し方がとても聴きやすく、速度を早めても違和感なく聴けました。
(朗読の方の解説はしたでより詳しくしています)
長編でもテンポよく進められます。
\月額833円〜聴き放題!/
「魔性の子」オーディオブックで聴くデメリットはある?

オーディオブックで聴く場合の難点はどんな字を書くかが、わからないことです。
音声だけだと文字がわからないのが難点
十二国記は国や人の名前が聞きなれない音なのでその辺が、音声だけだと覚えにくいというところが難点です。(あくまで個人の感想です)
ただ、十二国記は有名作品で登場人物の解説などはネット上にたくさんあるので、聴いてからネット検索すると、(途中だとネタバレになりそう)より理解が深まります。

あとは、添付資料があればオーディオブックのアプリで見ることができます!
「魔性の子」オーディオブック声優(朗読)は誰?
『audiobook.jp』の朗読は石毛翔弥さんです。
さすが声優さん!そして役者さんでもあるんですね。
本当に上手です。

とても聴きやすかったです!
演じ分けの完成度が高い
中年男性・20代男性・高校生・女性などなど、一人で多役を演じ分けています。
誰が話しているかが自然に分かり、わざとらしさのない抑揚で物語がすっと入ってくるのが好印象でした。
オーディオブックを聞いているといつも思うのですが、声優さんって本当にプロのお仕事なんだなぁって感じます。

真似しようと思ってもできません。本当に素晴らしいです。
実は「オーディオブック」と「オーディブル」で声優が異なる
「魔性の子」はAudibleとaudiobook.jpの両方で聴けますが、朗読(ナレーター)が異なります。
- audiobook.jp:朗読:石毛翔弥/再生時間:およそ12時間40分/年齢差などの演じ分けも違和感がない。
- Audible(Amazonのオーディオブック):朗読:羽飼まり/再生時間:およそ13時間20分/落ち着いた語りで聴きやすい。
「魔性の子」物語の感想

私の「魔性の子」を聴いた解釈まとめと感想です!
「魔性の子」は、この世に自分の居場所がないような気持ちを持って居心地悪く生きている教育実習生が主人公です。
そんな主人公が実習先の学校で、同じくこの世は自分の世界ではないと感じている孤独な男子高校生と出会い、シンパシーを感じます。
その生徒は子どもの時に「神隠し」にあったことがあり、彼に危害を加えたものは「祟られる」という不気味な噂があります。
そして実際に、彼の周りで死人や怪我人がたくさんでます。
「彼は一体何ものなのか」
主人公は自分のことを「故国喪失者」と表現していました。
一度臨死体験をしたことがある主人公は、その特殊で孤独な生徒は「自分と同じで、別世界の仲間なのかもしれない」と感じ、思い入れを強くしていきます。
主人公とその生徒が絆を深めていく話で進んでいくのかと思いきや・・・
異世界と現代世界との交流の話というよりは、なかなか精神攻撃してくるラストでした・・・!

いやー、主人公は冷静な大人のふりした厨二病!?でも多くの人が感じたことがあるような感情かもしれない・・・!
「魔性の子」ってホラー?怖い!?
実は十二国記のなかで「魔性の子」だけちょっとホラーテイストという説明があります。
怪異や怪談話のようなものが出てきて、得体の知れない不気味感もあり、ホラーという位置付けなんでしょうが、聴いた感想としてはホラーというほどでもありません。
わたしの場合は「怖くて眠れなくなった」とかいうことは全くなかったので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
『異世界もの』として聞いていれば全然怖くないです。
そして、2周目はネタバレで怪異の理由もわかってしまって、「全くホラーではなくなる」という、不思議な体験ができて、それもとても面白いです!

小野不由美さんの「ゴーストハント」(めっちゃ怖い)が大好きで全部聴いたし、漫画もよんだことがあるのですっごくドキドキしながら聴いたのですが、「魔性の子」全然怖くなかったです。
「魔性の子」は二周目がもっと面白い
『魔性の子』は十二国記の序章的な位置づけです。
実は単体だと謎が多めです。
シリーズの他巻をいくつか聴いたあとに戻ってくると「見え方」が一気に変わります。
周回で味が出るタイプなので、聴き放題プランとの相性も良好です。

最初と、他の作品を聴いたあととで話のテイストが全然変わる気がします!
「十二国記」はどこでどうやって聞ける?聴き放題プランがお得!!

「十二国記」は今回紹介した「audiobook.jp」と、Amazonの提供する「Audible」で聴くことができます。
どちらも「聴き放題プラン」に「十二国記」シリーズが入っていますので、聴き放題プランに登録するとお得です。

どちらがより良いかな?と思う方のために早見表です!
「十二国記」audiobook.jpとAudibleの仕様の違いを表でチェック
| 項目 | Audible(オーディブル) | audiobook.jp(オーディオブック) |
|---|---|---|
| 朗読 | 羽飼まり(女性) | 石毛翔弥(男性) |
| 再生時間の目安 | 約13時間20分 | 約12時間40分 |
| 料金の目安(月額) | 1,500円(聴き放題) | 1,330円(聴き放題の場合。年割で833円) |
| 聴き放題の対象 | 2025年11月現在:対象 | 2025年11月現在:対象 |
| 向いている人 | 落ち着いた語り口が好み/Amazon連携を活用したい | コスパ重視/元気な演じ分けが好み |
※配信状況・料金は変動する場合があります。最新の作品ページでご確認ください。

現在どちらも刊行済み作品の全てを聞けるわけではなく、順次公開中です!
audiobook.jpが「聴き放題」の月額が安く、おすすめ

audiobook.jpの聴き放題の方がリーズナブル!
「十二国記」は両方の聴き放題に入っているので、オーディオブックがお得。
本を数冊買うだけで2000円3000円かかりますから、オーディオブックの聴き放題は正直いって相当お得です!

私もオーディオブックにはまってから隙あらばどんどん新しい本を聞いています。
私もオーディオブックにはまってから隙あらばどんどん新しい本を聞いています。
1.2倍速で聴く(もっと早くもできます)、隙間時間を活用する、などすれば数日で1作品聴けますよ。
まずは無料体験期間がありますので、そこで聞いてハマっちゃってください!!
\新しい読書習慣、試してみませんか?/
オーディオブック配信サービス – audiobook.jpまとめ

「十二国記」はシリーズ作品がどんどんリリースされている話題の作品です。
その第一作品目「魔性の子」はオーディオブックとの相性もとてもよく、聴きやすかったです!
朗読は声優の石毛翔弥さんです。
- 効果音の演出で場面転換が分かりやすく、はじめてでも聴きやすい
- 朗読の演じ分けが自然で、人物が耳で識別しやすい
- audiobook.jpの「聴き放題プラン」で聞ける
こちらから登録して、まずは無料体験で試してみてください!
オーディオブック配信サービス – audiobook.jp
